女ひとり玉砕の島を行く
笹幸恵
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出版社
文藝春秋 |
ガダルカナル、ブーゲンビル、マキン、タワラ、サイパン・テニアン、硫黄島……大東亜戦争で日本軍が玉砕した南太平洋の島々を巡る慰霊の旅に、戦後世代の笹幸恵が同行する。そこで彼女は何を見たのか?未だに埋葬されぬ、物言わぬ英霊達は何を語りかけてくるのか?
記憶の底に生々しい戦争体験を次代に繋げる、異色のルポ。
【内容】
第1章 飢えの島―ガダルカナル島・ツラギ島
第2章 数奇の島―ニュージョージア島ムンダ
第3章 墓の島―ブーゲンビル島
第4章 恐怖の島―タラワ島
第5章 再玉砕の島―マキン島
第6章 バンザイの島―サイパン・テニアン
第7章 渇きの島―硫黄島
第8章 慰霊碑はどこへ