大震災への備え―阪神・淡路大震災から二十年、東日本大震災から四年、大震災対処はどのように変わったのか
松島悠佐
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出版社
内外出版 |
これから起きると予測される大震災は、国家が総力を挙げて対応しないと処理できないような災害であり、言わばいずれも国家緊急事態である。東日本大震災、原発災害が残した大きな教訓は、大規模災害では国家緊急事態であるという認識を持ち、国を挙げて対応することが必要だということを教えている。そのような視点から、これまでの教訓を踏まえて国家として大震災にどう備えるかを考えた。