お国のために 特攻隊の英霊に深謝す
佐藤守
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出版社
青林堂 |
「日本はまさに危機である。この危機を救いうるものは、
大臣でも大将でも軍令部総長でもない。勿論、自分のような長官でもない。
それは諸子の如き純真で気力に満ちた若い人々のみである。
したがって、自分は一億国民に代わって皆にお願いする。
どうか成功を祈る。皆はすでに神である。」
この強烈な言葉は特攻隊を指揮した大西中将の訓示である。
元戦闘機乗りの佐藤守だからこそ語れる特攻隊への想いを著す。
【内容】
第一章 特別攻撃隊の誕生
第二章 攻撃隊員たちの心境
第三章 海軍の対米英戦準備不足
第四章 大西中将の人柄
第五章 天皇の御嘉祥「しかしよくやった…」
第六章 責任の取り方
第七章 特攻隊員たちの考えと戦果
第八章 英霊の怒りと悲しみ
おわりに 「君は国のために死ねるか?」