海外進出企業の安全対策ガイド
菅原出・ニルス ビルト
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出版社
並木書房 |
今や国際情勢の的確な分析は、企業危機管理に不可欠である。海外で事業を展開する日本企業にとって、国際情勢の分析を含めた危機管理体制の強化は、待ったなしの時代である。アルジェリア・テロの悲劇を繰り返さないために、各企業は社員の命を守る体制の構築を一刻も早く整えなければならない。外務省をはじめとする日本政府も、邦人保護強化の施策を打ち出しているが、政府ができることには限界がある。各企業は、政府に頼ることなく、自分たち自身で情報を収集し、自ら考えて判断していかなければならない。究極的には自分たちの命は、自分たち自身で守らなければならないのである。本書は、セキュリティ・リスクの高い国や地域でビジネスを行なう際に、どんなことに着目し、何を考えなければならないのかを最新の情報をもとに詳しく解説。各企業の安全対策担当および関係者必読の最新ガイドブックである!