女子と愛国
佐波優子
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出版社
祥伝社 |
最近、一般の若い女子たちが「右傾化」する傾向がみられる。この傾向をとりあげるメディアも目につくようになった。
これまで愛国活動といえば黒塗りの街宣車に乗って日の丸を掲げた男たちのイメージが強かった。ところが彼女たちは普通におしゃれやショッピング、趣味を楽しんだりする、20~30代の女性。OL、学生、主婦たちだ。彼女たちはネットで愛国的な発言をしたり、デモや集会に参加する。いつから、どうして彼女たちはこのような活動をはじめたのだろうか。
本書は、保守化し愛国活動に走る若い女性が増え続けているその実態と心理に迫った、新進ジャーナリストによる入魂のルポである。
【内容】
プロローグ
第1章 女子が声を上げはじめた
第2章 私が「愛国」に目覚めた日
第3章 ネットの普及が女子の保守化を後押しした
第4章 私たちの愛国活動はできる範囲でやる
第5章 愛国活動の落とし穴
第6章 私たちが導く正しい日本の国づくり
エピローグ