山本美保さん失踪事件の謎を追う 拉致問題の闇
荒木和博
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出版社
草思社 |
1984年に甲府から失踪した女性に拉致が疑われてきた矢先、山梨県警から一報が入る。警察の不可解な対応の裏に何があるのか。
1984年6月、当時20歳の山本美保さんが甲府市から失踪した。20年後、拉致の疑いが濃厚となるなか、突如として山梨県警から、美保さん失踪後まもなく山形の海岸で発見された身元不明遺体と美保さんの双子の妹美砂さんのDNAが一致したとの一報が入った。だが身元不明遺体の身体的特徴は美保さんとはまったく違っていた。警察の不可解な対応の背後に何があるのか。一連の経緯を最もよく知る著者が真相に迫る!