警視庁組織犯罪対策部
相馬勝
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出版社
イースト・プレス |
暴力団や銃器、薬物犯罪、さらに外国人による組織犯罪に対処するため、2003年に新設された組織犯罪対策部、通称「組対」。なかでも急激に増加し、複雑・巧妙化する来日中国人犯罪に対し、日本の警察や当局はどのような対策を練り、捜査に反映させてきたのか。密航集団「蛇頭」、歌舞伎町や池袋を跋扈するマフィア「怒羅権」などの黒社会犯罪捜査の最前線と、そこで苦闘する警察官、そして我々の身近で起こりうる数々の危険を暴いたノンフィクション。
【内容】
第1章 池袋チャイナタウン
第2章 蛇頭密航オペレーション
第3章 第一次緊縛強盗団事件
第4章 追跡、ブラックマネー
第5章 黒社会犯罪ビジネス
第6章 地下インフラの実態