習近平の正体
茅沢勤
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出版社
小学館 |
次期中国国家主席と目される習近平の本格的人物評伝。2009年12月に中国国家副主席として初来日した際には、天皇陛下との“特例会見”で注目を浴びた。2012年秋の第18回中国共産党大会を機に、党総書記・国家主席に就任する可能性が高い同氏だが、その生い立ち、実績、人脈、性格などはほとんど知られていない。著者は、中国現地取材に加え、公式、非公式な関連資料を詳細に調査。上記・来日の秘話や、一家離散の生い立ち、超美人歌手との結婚、ライバル・李克強との権力闘争など、知られざる素顔を余すところなく書く。さらに、ファミリー系譜や関連人脈図、年表などを付録として収録。
【内容】
プロローグ 次期ナンバー1にのし上がったダークホース
第1章 革命闘士だった父母と悲運の文革時代
第2章 下放時代と転機になった清華大入学
第3章 父の復権と秘書時代
第4章 飛躍の基礎をつくった地方幹部時代
第5章 妻・彭麗媛との馴れ初めと習近平ファミリー
第6章 最高指導者を目指し「習近平閥」形成
第7章 虎視眈々と逆転をねらう李克強という男
第8章 13億人の頂点を目指す最後の派閥抗争
第9章 失敗に終わった“お披露目訪日”
エピローグ 肉声から分析する習近平の政治哲学