小沢君、水沢へ帰りたまえ
江藤淳
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出版社
産経新聞出版 |
民主党による政権交代で、大きく変わるかに見えた日本政治。だが、期待は裏切られただけでなく、むしろ自民党政権よりも悪くなったという人もいる。そんな時代の閉塞感を10年以上前に予言した人物がいた。今はなき辛口評論家・江藤淳。平成11年9月、その遺作として発刊され大反響を呼んだ政治評論集「月に一度」(発行・産経新聞出版、発売・扶桑社、絶版)の中から、まるで現在の政治状況にあてて書かれたかのような珠玉のコラム40編を厳選し、今改めて世に問う。
【内容】
・帰りなん、いざ—小沢一郎君に与う
・この絵柄はどこかで見たことがある ほか
・特別対談—小沢一郎氏「理念なき自社さ政権の罪は大きい」
・経世済民
・「破」の年
・ 新法なんていらない ほか
・神々の法
・コドモノクニ
・減税しかない ほか
・政治家の「公」と「私」
・過激派容認の菅厚相を罷免せよ
・自・社・さ政権による日本の自己喪失 ほか