本気で巨大メディアを変えようとした男
小野善邦
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出版社
現代書館 |
1990年代始め、日本メディアの改革を夢見て敗れた男がいた。過激で、破天荒な男、島桂次。「シマゲジ」と嫌われたNHK会長は日本メディアの改革者でもあった。彼の元側近が島革命の意義に迫る。
【内容】
プロローグ 危機の時代―二十年前の予言
第1章 「シマゲジ」という男―生い立ちと新生 NHK
第2章 激動の時代へ―政治記者島桂次
第3章 瀕死の恐竜―崖っぷちのNHK!
第4章 挑戦の始まり―NHK王国と政治
第5章 旧態を許さず―組織に風穴を!
第6章 左遷と覚醒―島桂次の変身
第7章 壊しながら創る―改革なくして生存なし!
第8章 陣頭の闘い―海外を飛び回る会長
第9章 失われぬ志―ジャーナリストとして死す
エピローグ 改革者からのメッセージ―日本の巨大メディアNHKはどこへ行くのか?