日本のために粉砕すべきタブーに、毎回、容赦なく仕掛けていく爆弾
の数々。
喫緊のテーマを中心にお送りする、爆弾発言テンコ盛りの座談シリー
ズの第1回は、中国・北朝鮮情勢をテーマに 2時間スペシャルでお送
りしました!
■中国の対北朝鮮戦略■
水島)
中国の対北朝鮮戦略というのはハッキリ定まっているものなのでしょうか?
青木)
中国の長期的・戦略的目標としては東北三省の開発ですね。
つまり遅れた地域の開発ですね。
・・・(略)・・・
中国国内資本も見放すような貧しい地域である中国東北地方に、
なんとしても外資を中心としたお金を入れたい。
しかし、不良債権を大量に抱えた国営企業ばかりの地域ですから、
外資もなかなか食指を動かしにくい。
そこで、日朝の国交を正常化させて北朝鮮を含めて
この中国東北地方全体に膨大なジャパンマネーを導入したい。
この思惑が中国にはあります。
ですから、現在の北朝鮮の先軍体制というのは、
外資の導入にとっては決定的なマイナス要因です。
しかし、その一方で軍事的には北朝鮮は大きな意味があるわけで、
中国政府は今のところその辺の調整が出来ていない。
ですから、当面、北朝鮮は生かしておく、
ということで中国がカードを握っているという状況ですね。
そして、それに対してアメリカも黙認している、そういうことです。
・・・(略)・・・
■暗黒の小泉時代にようやく日が差した■
青木)
今の安倍政権の中国外交というのはお願い外交です。
中国という国はパワーでしか動きません。
中国があそこまで安倍さんを歓迎したのは国内事情があるからですよ。
靖国問題を棚上げせざるを得ない国内事情があるわけです。
中国にとって発展は、量的拡大ですので、
発展すればするほど環境汚染は進む、自然破壊は進む
しかも、各省が勝手に開発を進めますから、
全体的な効率性が全くありません。
しかも製品の品質が悪い…。
つまり、技術的レベルは非常に低いわけです。
・・・(略)・・・
ですから、中国が海外から買っている著作権・開発権は膨大です。
中国政権内でも、質的発展が伴っていないという危機感が非常に高ま
っています。
それではどうすればいいのか?と言えば、やはり、これも外国に頼るしか
ありません。
つまり、商業ベースに乗らない部分にカネを出してくれ!という話なわけ
です。
だとすれば、それはもう日本以外にはないわけです。
中国が得ている海外からの資金の6割が日本からのものです。
このような背景が見えていれば、日本の側が中国へ技術支援カードを利
用して、中国を北朝鮮処分の方向へ追い込むべきなのに、
今の日本政府がやっていることは…。
小泉前首相の時代に頭を押さえられていた財界の連中が跋扈してますよ。
中国の新聞には「暗黒の小泉時代にようやく日が差した」
と書いてありますよ…。
・・・(略)・・・
■政府は、実は以前から分かっていた…?■
水島)
今、拉致被害者の蓮池さんがメディアでいろいろと言われておりますが…。
荒木)
・・・(略)・・・
可能性としてはあるのではないか?と直感的にまず思いました。
蓮池さんを告発した方に直接お話を聞きに行きましたが、
その方のお話には、嘘を言っているような形跡はありませんでしたし、
第一、実名で発表しているわけですから、嘘を言ったということになれば、
たいへんなことにもなるわけです。
また、実は、蓮池さんのお兄さんの著書の中の記述ですが、
蓮池薫さんが北朝鮮から帰国した直後に、
警察から「薫さん、あなたは日本に帰国したことがあるでしょう?」
と聞かれたことがある、という話が載っておりました。
その著書の中では、こんなことを聞く警察というのは、
とんでもない奴らだ、といったような話になっておりましたが、
ただ、警察の方でもあの当時は、帰国者の方々に対しては
腫れ物を触るような対応をしておりまして、
何か帰国者の方の気に触るような質問をしますと、
すぐに内閣府へ連絡が入って、
「そんなことは聞くな」と上層部から圧力がかかる…、と。
そのような状況だったようですが、
本の中でそのように書かれるということは、
その質問を受けたということ自体は嘘ではないだろうと。
それでは、その際に、警察が何の根拠もなしに、
蓮池さんに対してそんな質問をするのだろうか?
と思うわけです。
・・・(略)・・・
実は、この告発以外にも、蓮池さんらしき人物を見たという証言があるん
ですね。
そのような情報を総合しますと、
可能性としてはかなりあるのではないかな、という印象があります。
この告発に対して、蓮池さん本人だけではなく、
政府系の機関も抗議文が出版社に対して出ているということはどういうこ
となのか?
これは、政府としても真実を分かっていながら言っていない。
そういうことなのではないかと思います。
・・・(略)・・・
■拉致被害者家族会の内部にも温度差■
水島)
現実の問題として、家族会の内部でも温度差があるわけですか?
荒木)
既に戻って来た方と、未だ戻って来ていない方がいるわけですから、
むしろ、その方々が同じ会にいるということ自体が無理がある、
といったような現実もあります。
我々のような支援者の間には、
拉致されて日本に戻って来た被害者の皆さんは、
拉致されていた間に何があったのかといったことを
話してくれるものであると、当然のように思っていました。
ですが、それがなかなか話してくれなくなってしまった。
個別の取材なども受け付けなくってしまいました。
静かな生活がしたいといったことも理解できますが、
それはちょっと…、という感じが私としては致します。
まだまだ生死すらわからない被害者の人たちがたくさん居るわけで、
ましてや、日本国民の声があり、
その上に政府なりが動いて帰国できたわけですから、
帰って来た人たちは次の動きに繋がるように努力して頂く、
というのは当然であろうと、私は思います。
青木)
拉致問題の支援の団体から、
荒木さんのように勇気ある意見が出てこないですね。
日本に帰ってこられた家族の方をタブーにすることはよくないです。
日本のコリアウォッチャーを自認する人の中にも
実は中国大使館から情報をもらっているような人がゴロゴロいますよ。
具体的に本人からも聞いておりますし、本人にも確認しております。
要は、彼らは中国大使館と情報交換をするわけです。
そういう意味では、完全に中国に取り込まれています。
・・・(略)・・・
(番組からのピックアップ紹介のおわり・・・)
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爆弾! #1 【260kg爆弾!】 (1) ・ (2)
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※ 2月3日深夜 公開予定です。